「お宮参りってどのくらい時間がかかるの?」
「何時くらいに行くのがいいんだろう?」
「午前中じゃないとダメなの?」
赤ちゃんが生まれて1か月頃に行うお宮参り。お父さんやお母さんが初めてだとわからない事も多いんじゃないでしょうか。
どのくらいの時間がかかるのか、何時くらいに行ったらいいのかなど、お宮参りの時間に関する疑問について考えてみました。
お宮参りに最適な時間帯は決まっていない!
お宮参りでは、何時くらいに行くべきといった決まりは特にありません。
極端にいうと何時に行ってもかまいません。
そうはいっても、例えば午前中か午後かによって、それぞれメリットやデメリットがあるので、そのあたりをみていきます。
と、その前にお宮参りにはどのくらいの時間がかかるのかについて。そこを知らないと予定の立てようがないので。
お宮参りにかかる時間は1時間くらい
お宮参りは、大きく分けると
- 参拝するだけ
- ご祈祷してもらう
といった2パターンあります。
参拝するだけとは、そのままですが神社に行ってお賽銭を入れ、拝む事です。
ご祈祷してもらうとは、神社の社殿の中で神主さんにお祓いをしてもらったり、祝詞(のりと)を唱えてもらう事です。
参拝だけかご祈祷してもらうか
それぞれの時間でいうと、
- 参拝だけなら、20~30分くらい
- ご祈祷してもらうなら、約1時間くらい
といったとこでしょう。
待ち時間が読めない場合も
ご祈祷してもらう場合、ご祈祷の時間自体は15~30分くらいが目安だと思いますが、待ち時間がそれなりにあります。
特に事前予約がない神社では、かかる時間はその日の混雑具合で変わるので、有名神社では1時間以上かかる事も。七五三のシーズンは要注意。
と、お宮参りにかかる時間が分かったところで、どの時間帯がいいのか午前中と午後に分けて考えてみました。
午前中に行くメリット・デメリット
メリット
食事会などの予定が立てやすい
午前中に行うとお昼からおじいちゃん、おばあちゃんとみんなで一緒にお食事会、という予定が立てられます。
また写真館などでの写真撮影など、その日の予定がいろいろと立てやすくなります。
何かあった時の対応がしやすい
お宮参りでは、何かと「思ったより時間がかかる」といった事が起こりがち。
(主に待ち時間)
そんな時にも午前中からであれば、対応がしやすくなります。
気持ちいい
個人的にメリットだと思うのはコレ。
朝からお参りすると、やっぱり気持ちいいし「しゃん」とします。
デメリット
混む
基本的に午前中から来る人が多いので、混みます。
なので待ち時間の関係や、赤ちゃん、お母さんの負担を考えるとデメリットになる場合も。
(神社にもよりますが)
遠方から来る人が大変
祖父母が近所に住んでいればいいですが、遠方から来る場合には時間的に大変になる場合も。
コレに関しては、逆に午後からだと遠方から来てる人の帰りが大変、とも言えますが。
午後に行くメリット・デメリット
メリット
準備がゆっくりできる
お父さん、お母さんはもちろん、赤ちゃんはお出かけするだけでいろんな準備がいります。ましてやお宮参りとなると衣装をレンタルするひともいたりして、大変です。
それを考えると、午後にすることで朝から慌ただしくないというメリットがあります。
すいてる
上にも書きましたが、神社でのお参りというと、一般的には午前中という風潮がありどうしても混み合っています。
有名どころの神社で予約なし、といった場合には午後から行くことでスムーズに進む場合も。
冬場は寒さがマシ
お宮参りで気を付けたいのは、赤ちゃんの体調。
冬場の参拝だとどうしても寒さが気になりますが、午後からだと多少は温度も上がるのでマシに。
デメリット
他の予定が立てにくい
午前中のメリットに「食事会などの予定が立てやすい」と書きましたが、午後からでも夕食会を行えば問題はないかもしれません。
ただ赤ちゃんにとっては初めての外出イベント。疲れてしまうとかわいそうなので、それを考えると写真撮影も含め予定が立てにくいというデメリットになるかもしれません。
混み具合によっては日を改めるという可能性も
予約できる神社であれば問題ありませんが、当日申し込みの神社で午後の遅い時間に行くと、七五三シーズンなどではかなり待たされる場合も。
最悪な場合、日を改めないといけなくなるかもしれません。午後からでも時間には余裕を持って行きましょう。
夏場は暑い
あと、夏場のお昼はやっぱり暑くなります。
赤ちゃんの格好を涼しくしてあげたらマシなんですが、形式どおりにがっちりとした服装をさせる(掛け着など)となると、午後から行くことのデメリットといえるでしょう。
夕方に行くのは注意が必要
同じ午後でも、夕方から出かけるのは注意しましょう。神社というのはご祈祷をお願いできるのが、4時から5時くらいまでという所が多くなります。
参拝だけならいいのですが、神主さんにご祈祷してもらうなら時間に余裕を持って行動しましょう。
赤ちゃんの都合と当日の予定に合わせる
神社の参拝は午前の方がいいとも言われますが、「お宮参りは絶対にこの時間に」といったルールはありません。
時間の決め方としては、まず
- 赤ちゃんの体調やペースを考て決める
「赤ちゃんが午前中の方が機嫌がいい方だから午前中に行く」とか、「冬場だから気温が上がる午後からにしよう」とか。そして
- その日の予定を考えて決める
食事会をやるかやらないか、写真撮影をスタジオに行くか行かないか、など。これも赤ちゃんやお母さんが疲れないスケジュールを考えて。
といった所がポイントとなるでしょう。
ちなみにウチの場合
ウチの子供のお宮参りは午前中に行いました。
その時はあまり考えてなかったんですが、結果として事前予約ができる近所の小さな神社で行ったので、待ち時間もなく一組だけでご祈祷してもらえて、とても良かったです。
朝からのお参りだと、気持ちがしゃんとして清々しかったし。
そうはいっても、子供の健康を祈願するための行事なので、赤ちゃんがしんどくなっては本末転倒。主役が気持ちよく過ごせるように考えてあげてください。