「お宮参りでのマナーってどんなの?」
「お参りやご祈祷の作法は?」
赤ちゃんが生まれて最初のおでかけするイベント、お宮参り。初めてのお父さんやお母さんだと、いろいろと分からない事も多いんじゃないでしょうか。
ここでは参拝での作法やお宮参りならではの決まり事など、気になっている人が多いポイントについてみていきます。
お宮参りに参加する人
まずお宮参りに参加する人について。
ちょっと迷うのが祖父母(赤ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃん)じゃないでしょうか。
結論からいうと、誰と行くのかは自由です。
両家の祖父母と一緒に行って問題ありません。なんなら両親の兄弟が付いてきたりしてもかまいません。
(あんまり聞きませんが)
ただし本来、というか昔の風習ではお宮参りというのは、赤ちゃんと両親、父方の祖父母と一緒に行くというのが一般的でした。
(地域によってしきたりが違ったりします)
住んでいる地域や人によっては、しきたりにこだわる方もいらっしゃるので、一言相談しておいた方が無難かもしれません。
神社での作法
お宮参りに限らず神社の参拝での作法は覚えておきたいところ。初詣などでも役に立つので。
鳥居で一礼
鳥居というのは神様がいる場所と一般の人が住む場所を分ける結界のようなもの。
神様がいる神域へ入るわけですから、一礼してから鳥居をくぐるようにしましょう。
参道の歩き方
参道とは鳥居から本殿までの道。
あんまり知らない人も多いと思いますが、道の真ん中は神様の通り道(正中(せいちゅう))となります。
中心は避けて進みましょう。
手水舎(手水場) で清める
神様に参拝する前に口や手を清めるため、手水舎に向かいます。
(ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ、などの読み方があります)
- 柄杓(ひしゃく)を右手に持って左手を清める
- 左手に持ち替えて右手を清める
- 右手に持ち替えて左手に水をため口をすすぐ
(直接口に柄杓をもっていかない) - 再度左手を清める
- 水の入った柄杓を立て柄に水を流してから伏せて置く
といった流れで清めます。
二礼二拍手一礼
拝礼の前にお賽銭箱の前で会釈し、神様の感謝の気持ちを込めてお賽銭を入れます。
拝礼の方法としてはニ拝二拍手一拝 (二礼二拍手一礼)が一般的。
(神社によっては異なる場合もあり)
- 深いお辞儀(礼)を二回
- 胸の高さで二拍手
- 手を合わせたままお祈り
- 深いお辞儀(礼)を一回
神社の作法に関しては神社のトップ、伊勢神宮のサイトも参考にどうぞ。 https://www.isejingu.or.jp/visit/manner/index.html |
ご祈祷の作法
お宮参りに行ったら必ずご祈祷を受けないとダメ、ということはありません。体調などを考慮して参拝だけで済ますという人もいます。
ただご祈祷するのであれば、作法が気になるところでしょう。
といっても、実際のところは神社しだいです。
主な流れとしては、
- 修祓 (しゅばつ・しゅうふつ):神主さんが行う清めの儀式
- 祝詞 (のりと・しゅくし)の奏上 :神様に言葉(言霊)を捧げお力添えをお願いする
- 玉串奉奠 (たまぐしはいれい):玉串 (紙垂 (しで)のついた榊の枝)を神様に納める
- 拝礼 (はいれい):二礼二拍手一礼で拝礼
といった感じ。ただ神社によって変わってくる部分も結構多いです。
ただ心配しないでも、神主さんが説明しながら行ってくれるので指示通りに進めましょう。
祈祷中の撮影は?
他に気になる事といえば、ご祈祷中の撮影じゃないでしょうか。
神社によってはご祈祷中の撮影がダメという所は結構あります。特に他の家族と一緒にご祈祷をしてもらう神社など。
(神社の中すべてや一部の場所が撮影NGという所も結構あります)
ただなかには祈祷中の撮影がOKで、出張撮影の業者さんに入ってもらっても大丈夫、なんてトコも。
迷惑にならないように事前に確認しましょう。
赤ちゃんの抱っこは誰がする?
お宮参りの作法について調べていると、よく見かけるのがコレ。「赤ちゃんは誰が抱っこするの?」という疑問です。
結論としては、
「誰でも構わない!ただし確認は必要」
といったとこでしょうか。
正式には「父方の祖母が抱っこする」と言われることが多いんですが、これは古くからのしきたりによります。
お産が穢れているとされる時代があった
昔は「月経やお産は出血をともなうので穢(けが)れている」、という考え方がありました。
(赤不浄(あかふじょう)といわれます)
そしてその期間中は、「神様に近づいてはダメ」という風習があり、抱っこどころかお宮参りに参加してはいけない、といった時代もあったようです。
結婚したら家に入るのが当たり前の時代だったので、父方のお祖母ちゃんが抱っこするという流れになったのでしょう。
とはいっても、今は令和。そんな古い考え方は気にする必要は無いんじゃないかと。
気づかいは大切
ただ、それは若い人の考え。年配の方には「お宮参りの抱っこは父方の祖母」という考え方が残っている人は結構います。
父方のお祖母ちゃんが「当然、私が抱っこするものだ!私の時は参加もできなかったんだから。」と考えているかもしれません。
事前にどうするか確認しておいた方が無難です。いらない揉め事や誤解を避けることができるので。
お宮参りのお金のマナー
あと、お宮参りのマナーで気になるのがお金に関してじゃないでしょうか。
お宮参りのお金というと、「初穂料」に関して。初穂料とはご祈祷してもらうときに納めるお金です。
一般的には5,000円~10,000円くらいが相場となっています。ただ神社によっては金額を設定してる所もあるので事前に確認して用意しておきましょう。
詳しくはこちらもどうぞ。
わかりにくいのし袋の書き方についてもまとめてます。
お宮参りのマナーについてのまとめ
お宮参りは古くからある行事なので、いろんなしきたりが結構あります。
- いつ参拝するのか
- 誰が行くのか
- どこに行くのか
- 服装はどうするのか
- お金はどうするのか
などなど。
ただ現代では「そこまで厳密に気にする必要がない」といった意見はよく見かけます。
個人的にもそう思うんですが、人によって、あるいは地域によっては今もしきたりにのっとって、という場合も十分考えられます。
後でわだかまりが残らないように、事前に相談したりといった気遣いは必要かもしれません。