お宮参りでのお母さんの服装

お宮参りのお母さんの服装 未分類

「お宮参りってどんな服装で出かけたらいい?」
「着物を着たほうがいいの?」
「カジュアルすぎる格好はダメ?」


お宮参りの時に意外と悩むのが、両親の服装。

赤ちゃんの衣装は決まったけど、自分の格好で迷ってしまう人も多いみたいです。

ココではお母さんの服について、

  • どんなパターンがあるのか
  • NGなのはどんな格好か
  • 季節ごとにどうしたらいいのか

などについてみていきます。

お宮参りでの母親の服装 3パターン

大まかにいうとお宮参りのお母さんの服装は、

  • 着物
  • ワンピース
  • スーツ

の3つにわける事ができます。

着物を着る

よく言われるのは「赤ちゃんの服装を和装にするならお母さんも和服にしましょう」というモノ。

赤ちゃんの服装は

  • 祝い着などの和装
  • ベビードレスなどの洋装

にわけられます(「お宮参りの赤ちゃんの服装」)が、そりゃあ赤ちゃんに着物を着せて(祝い着を羽織らせて)てお母さんが着物を着ていたら、しっくりきます。間違いないです。

でも実際にお母さんが着物を着てお宮参りに参拝している割合でいうと、1~2割くらいじゃないでしょうか。産後1ヶ月で着物というのがすでにかなりの負担となる、という考えの人も多いです。

ただ最近では着物がブームになっているので、せっかくだし着てみたという人も。

お宮参りの着物としては、

  • 訪問着 (柄が豪華な着物)
  • 付け下げ (柄が少なめの着物)
  • 色無地 (柄のない無地の着物)

が基本となります。訪問着と付け下げは区別が微妙ですが。

メリットやデメリット

とにかく華やかになる
写真映えがする
身が引き締まる
とにかく疲れる
授乳が大変
汚れが気になる
着るのに時間がかかる

ワンピースを着る

上にもちょっと書きましたが、お宮参りに行くべき正式な日にちは出産から31~32日目。
(男の子と女の子や地域によって差があります→「お宮参りはいつ行くの?」)

出産後1カ月では体型が戻りきっていなかったり、体調が悪かったりする事も。

そんな場合にも体を締め付けることなく、着ていて体に負担が少ないのがワンピース。実際にお宮参りに着て行ったという割合も一番多いです。

メリットやデメリット

とにかく動きやすくて楽
着物よりは授乳がしやすい
体のラインが隠せる
夏場に涼しい
和装の赤ちゃんとのバランスが悪くなる場合も
特別な日の感じは薄れる
前開き、授乳用じゃないと授乳しにくい

授乳に関して着物よりしやすいという面はあるんですが、それもワンピースのデザインしだい。

授乳ができるようなデザインのモノや前開きならいいんですが、ファスナーが横や後ろにあるタイプだと、とても大変になります。

スーツを着る

もう1つがスーツという選択。いわゆるセレモニースーツが基本となりますが、

  • マタニティスーツ
  • 授乳スーツ

と呼ばれる、出産後の体調の変化や授乳も楽にできるようなスーツもたくさんあります。

セットアップを選ぶも良し、パンツスタイルもサイズや体型に問題なければもちろんあり。

色に関しては、あくまで主役の赤ちゃんの衣装を引き立てるよう黒やグレーなど控えめに。

メリットやデメリット

とにかく動きやすい
フォーマルな雰囲気を出せる
授乳ができるタイプもある
主役の赤ちゃんの服装を引き立たせる
体型の変化によってきつくなってるかも
体のラインがでやすいモノも
華やかさは着物に劣る

と、3つのパターンをあげてみましたが、じゃあどうやって選ぶのか。

赤ちゃんに合わせる

結論:基本的には赤ちゃんに合わせる

です。

お母さんが目立っちゃダメ! 主役はあくまで赤ちゃんなので、赤ちゃんに合わせる形で服装を選択すること。

ただそれは、あくまで基本。

出産後で体調も万全ではないのに、赤ちゃんが和装だからといって締め付けの強い着物を着ないといけない、というわけではありません。

赤ちゃん、お母さんの両方が体調面でゆとりを持って参拝できる服装がベストで、その中で選んだら大丈夫。

でも赤ちゃんがベビードレスなどの洋装なのにお母さんが着物を着るといった、服装の格として主役よりも上の服装で参拝するのは外した方がいいと思います。

カジュアルはどこまで大丈夫か

じゃあ逆に、楽だからという事でカジュアルでもいいの?という疑問もわいてきませんか?

基本的に、「お宮参りは絶対にきちっとちた服装じゃないとダメ」という決まりはありません。が、そうはいっても「Tシャツにサンダル」じゃダメというのは感覚としてわかりますよね。

個人的には、ある程度は服装に気を付けた方がいいと思っています。その理由は、

他の家族とでご祈祷してもらうときに浮く可能性があり
祖父母との服装のバランス
そもそも神様に失礼

など。特に最後。

初詣などに普段着で行く人は多いでしょう。

ただお宮参りというのは神様に赤ちゃんが生まれたことを報告する、そしてこれからの健康をお願いする大切な行事。

人間同士でも目上の人にあいさつに行くなら、それなりの格好を考えるもの。それが神様です。そりゃそれなりの服装にするべきだろう、と。

  • 長めのスカートやパンツスタイルなど露出をおさえる
  • お父さんのスーツやジャケット姿に合わせた服装
  • ジーンズ、スウェット、短パン、Tシャツ、スニーカーなどは避けるのが無難

といったトコくらいは気にした方がいいんじゃないでしょうか。

季節も考えて

あと気を付けたいのが、赤ちゃんはもちろんお母さんの服装もしっかり季節を考えて選ぶということ。

夏のお母さんの服装

  • 着物、ワンピース限らず、当然涼しさを優先
  • 赤ちゃんの抱っこを誰がするかも考慮する
  • 暑いからといってもあまり露出を増やさない

本来、赤ちゃんの抱っこは父親側の祖母とされていますが、最近ではそこまでこだわらずに交代しながら、といった場合も。

ただ祖父母がおらず両親だけでのお宮参り、しかも祝い着を羽織らせる、となるとより涼しさを優先させた服装に。夏場に赤ちゃんを抱っこし続けるのはかなり暑いので。

冬のお母さんの服装

  • 拝殿の温度、暖房器具などを確認しておく
  • カイロなどを準備
  • 授乳を考えておく

防寒対策のために厚着するのも必要ですが、拝殿内の暖房がしっかり効いていて服装が暑すぎるといった場合も。

神社側の対応をあらかじめ確認しておきましょう。

ちなみに祖母の服装は?

おばあちゃんの服装に関してもやっぱり

  • 着物=留袖
  • ワンピース
  • スーツ

といった服装が基本となります。

で、まぁ勝手に選んでもらったらよさそうなものなんですが、厳密には「父方の祖母の方が格の高い服装をする」といったしきたりがあります。

もし着物を着るなら、父方の祖母は留袖で母方の祖母は着物の格を落とすべきなんですが、そこまでこだわるかどうかはその人次第。

最近ではこだわる人も少ないかもしれません。でもこだわる人かもしれません。

おめでたい日に微妙な空気が流れるのもどうかと思うので、事前に確認するか打ち合わせをしておきましょう。

相談できないなら、ワンピースやスーツを選んでおく方がいいかもしれません。

困ったときはインスタでみんなの画像をチェック

といろいろ書いてきましたが、実際にみんながどんな格好でお宮参りに行ってるか知りたければ、インスタをチェックするのも。

かなりスタイリッシュに攻めてる人もいて、信じすぎると当日浮いちゃう可能性もありますが、今のお宮参りの服装事情がわかって参考になります。

ちなみにウチの場合

ウチの場合、子供が2人いるんですがお宮参りに行った季節は春と夏の終わりくらいだったので、そこまで寒暖を気にする必要がなく助かりました。

で、どんな服装だったかというと、奥さんはワンピースを着て行きました

後から考えると、着物を着て写真館なんかで撮影、というのも良かったのかもしれませんが、赤ちゃんが生まれたばかりの外出だったので、楽な服装で出かけたのは正解だったと思います。

とくに体調に不安がある場合などは、無理せず楽な格好で出かけるのが一番です。

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